🏉✨【コーチにインタビュー企画 第2回】✨🏉

今回は習志野クラスを担当している⼤鰐健コーチ(愛称:ワニ) にインタビューしました!
⼤鰐コーチの指導は、的確で丁寧。⼩さな妥協も許さず、選⼿⼀⼈ひとりに全⼒で向き合う姿が印象的です。

現役時代はクボタスピアーズに所属し、主にバック5で活躍。特にラインアウトを得意とし、まさに「クボタの頭脳」と呼ばれる存在でした。
努⼒を重ねトップリーグで結果を残した、まさに“ナイスガイ”な⼤鰐コーチ。
今回はそんな⼤鰐コーチに、コーチングへの思いや現役時代の経験についてお話を伺いました!

自分らしさ


プロフィール

氏名: ⼤鰐 健(おおわに たける)
出⾝校: ⻘森北⾼校→関東学院⼤学→クボタスピアーズ
体重: 102kg
コーチライセンス:⽇本協会公認B級コーチ

 

 

  

Alive

ラグビーを始めたきっかけは何ですか?

大鰐 健さん
高校に入った時に全国大会を目指せるスポーツをしたくてラグビーを始めました。
Alive
他にスポーツは何をしていましたか?
大鰐 健さん
中学校まで野球をしていましたが、全国で戦える実力が無いと見切りをつけて、ラグビーを始めました。
Alive
指導を始めたきっかけ、そして続けている理由は?
大鰐 健さん
息子がいるラグビースクールで子供たちを教えている中で、少しでも上手くなるようにサポートしたいと思ったことが指導を始めたきっかけです。また、子供たちが上手くなって嬉しそうにしている姿を見たらやめられないです。
Alive
楽しんでいる姿は、嬉しいですよね!親子関係がラグビーで繋がる事は素晴らしい事だね!

座右の銘(大切にしている言葉)
その言葉に出会ったエピソードや、心に響いた理由もお願いします。

大鰐 健さん
「自分らしさ」です。

現役の時、自分には何か突出して優れている部分が無いという気持ちで、コンプレックスのような気持ちをもっていたのですが、スピアーズ時代のコーチに、自分がチームにとって必要な役割を担っていることを話してくれた時に、“自分らしさ”を大切にしようと思ったのがきっかけです。

Alive
自分らしさ。いい言葉だね!いいコーチに巡り会えましたね!やっぱ人の出会いは大事ですね!

指導で大切にしていることは何ですか?
選手に伝えたいことや普段意識している指導のポイントを教えてください。

大鰐 健さん
選手との意思疎通ができているかを大切にしています。

どんなに良い練習メニューでも、どんなに良い選手でも、練習の意図が正確に伝わっていないと成果が薄れると思うので、練習の目的や内容を選手が正確に理解しているかを大切にしています。

特にアライブは年齢の幅も大きいので、そのカテゴリーにあった言葉の選択にも気をかけながら、選手達と対話するようにしています。

Alive
ワニコーチのコーチングを見ていると選手とコミュニケーションをよく取っていて、言葉を大事にしている印象があります。伝える言葉はスキルも必要ですね。

ラグビーの魅力とは?
自分が思うラグビーの面白さ、他のスポーツにはない魅力は?

大鰐 健さん
ラグビーの面白さは、体格差、国籍の違いなど、多様性がたくさんつまったスポーツで、その全員がグランド上で体をぶつけあい戦うところだと思います。

そして試合後は、ノーサイドという名前の通りに敵味方関係なくラグビー仲間になるところです。大人になると試合後にはお酒も交えて交流ができるのは凄く良いところです。

Alive
大鰐さんはお酒強そうですね!
好きなお酒はありますか?
大鰐 健さん
最近は良くワインを飲みます。
銘柄など詳しくないですし、強くはないですが、美味しく頂いています(笑)
Alive
バッファローには気をつけて飲みましょうね!(笑)

失敗や悔しかった経験から学んだことはありますか?
苦しい経験や失敗をどう生かしてきましたか?

大鰐 健さん
さらに飛躍するための糧にしてきたと思います。

その時は、ラグビーをやめたいとかこのまま活躍できずに終わってしまうという気持ちとずっと戦っていたことが思い出されるのですが、今となっては、その経験があったからこそ、今の自分がいるので、あきらめず努力して良かったと思っています。

Alive
ワニコーチは努力していたイメージが強いです。激戦区の三列、時々ロックもやったり、文句一つ言わずに黙々とプレーしていましたね。きっとその経験が子ども達にも伝わっているのでしょうね!

好きなラグビーのプレー/スキルは?
自分がプレーヤーとして、またはコーチとして特に好きなスキルは?

プレーヤーの時はラインアウトが好き、分析するのが好きです。

ラインアウトのコーラーでしたね!サインを出す上で工夫していた点はありましたか?

大鰐 健さん
1番は相手を混乱させることを意識していました。当時、相手のラインアウトを分析することが当たり前で、相手に全て知られていることを前提にサインを読まれないようダミーコールを入れてみたり、相手の顔色を見ながら判断していたと思います。
Alive
そこで洞察力や推察力がついてきたのですね。ワニコーチと話すと嘘がつけないね!みんなも気をつけましょうね!

これから伸ばしていきたい指導力やスキル。ご自身の今後の目標や課題は?

大鰐 健さん
選手が成長できる”気づき”を与えられるコーチングを身につけることです。

伝える言葉や練習メニュー等、アプローチの方法はたくさんあると思いますが、どんな場面でも選手の目標達成に向けて力になれるコーチになりたいです。

Alive
気づきって大事ですよね!子供達が何かを気づいた時って最高ですよね!

子どもたちや選手に伝えたいメッセージ、「こんな気持ちで取り組んでほしい」という思いはありますか?

大鰐 健さん
目標を持って取り組んでほしいです。

ラグビー選手になりたい、全国大会に出たい等、大きな目標や夢もいいと思いますし、毎回の練習でも小さな目標を持ってほしいです。

例えば「今日はキャッチをミスしない」とか「強いタックルをする」とか何でもいいので、目標を持つことで意識が変わり行動も変わることで、結果も変わってくると思います。

Alive
ワニコーチの高校時代の目標ってなんでしたか?
大鰐 健さん
花園に出ることでした。ただ、今となっては行けなかった悔しさが大学でのモチベーションに繋がったと感じています。
Alive
Alive Rugby Academyに関わって感じること。このアカデミーや環境で、特に魅力に感じることは?
大鰐 健さん
一番は、色んなスクールの選手や保護者の皆さん、コーチの皆さんと関わりがもてることです。新しい気づきの場として、コーチングのレベルアップにも欠かせない大変有意義な環境です。
Alive
ワニコーチは練習が終わると積極的に保護者さんとお話しをしていますね!それが人気の要因なのでしょうね!
大鰐 健さん
とんでもないです…
Alive
指導の原点、今の指導スタイルを形作った出来事や人物は誰(何)ですか?
大鰐 健さん
高校、大学時代の恩師2人です。
Alive
その理由は?
大鰐 健さん
高校時代では、ラグビーの基礎を教わり、大学時代にはラグビーの基本を教えてもらったと思っています。

また二人の恩師に共通して言えることは“人として成長する大切さ”を教えてもらったことです。

Alive
良い指導者に巡り会えましたね!巡り合いは運もありますから強運の持ち主ですね!

目指すコーチ像。ご自身が思い描く「理想のコーチ」とはどんな姿ですか?

大鰐 健さん
選手に頼れるコーチです。アドバイスの引き出しを多くもって、選手が上手くなるための手助けをしたいです。
Alive
私達コーチも大鰐コーチに頼っていますよ!これからも宜しくお願いします
大鰐 健さん
こちらこそ宜しくお願いします!
Alive
最後に、ずばり!好きな食べ物は?
大鰐 健さん
馬刺しです。地元(青森県)で食べる馬刺しが美味しいので帰省時は必ず食べてます。
Alive
リンゴかと思いきや、馬刺しなのですね!美味しいおすすめの店があれば教えてください。
大鰐 健さん
もちろんリンゴも大好きです!ただ青森=リンゴもストレートかなと思って、馬刺しにしました(笑)

良く行くのは「尾形」というお店です。青森に来た際には是非お立ち寄りください。
https://travel.yahoo.co.jp/kanko/spot-00039466/

Alive
インタビューありがとうございました。コーチング同様、明確で分かりやすいインタビューでした。

アライブのコーチの中でも人気絶大のコーチングを皆様も受けてみませんか?
大鰐コーチは毎週金曜日、19:00−20:30の習志野クラスにてコンタクトスキルをコーチングしています。
ぜひ皆様参加してみてください。


大学時代の大鰐コーチ↓

クボタスピアーズ時代の大鰐コーチ↓