ラグビー体験会/ラグビー教室レポート

11月4日(祝)、穏やかな秋晴れの下、活気に満ちた子供たちが千葉県総合スポーツセンター(千葉市)に集結した。
千葉アスリートアカデミーが主催する、「ラグビー1日体験会」だ。
小学生から中学生まで、その数、216人。今年の3月に同イベントを開催した際の参加は70人。実に3倍もの人数が集まったのである。日本中を熱狂させたラグビーワールドカップ効果は明らかだ。

「子供にラグビーをやらせてみたいけど、ルールが難しいし、危険が伴うのでは?」との声から始まったこのイベント。初心者でもわかりやすくラグビーを体験してもらうことを目的とする。今回子供たちを指導するコーチとして集まった面々は実に豪華だ。日本代表の中島イシレリ選手、アナマキ・レレィ・マフィ選手をはじめ、トップリーグの現役・OB選手たちが多数集結した。

コーチたちがグランドに入ると、子供たちだけでなく、保護者を含めた約500名が大熱狂。
歓声が響き渡った。

ラグビー体験が始まると、みんな夢中でプレーした。ラグビー経験のある子が、今日ボールに初めて触れる子と協力してプレーする姿はまさしく「ONE TEAM」。

「ワールドカップを経て何か変わったか」と問われた中島選手は、「皆から声をかけられるようになった。」と話す。ワールドカップ終了からこの日まで20の仕事をこなすほどの多忙ぶり。「忙しくても疲れない。もっともっとみんなにラグビーを愛してほしい。」という想いから今回のイベントへの参加を決断した。

イベントを主催した伊藤邦行は、「まさかこんなに集まるとは思わなかった。ラグビーは成長できるスポーツ。もっとたくさんの子供にラグビーにふれてほしい。」と語る。代表を務める千葉アスリートアカデミーは、平日の夜に「放課後ラグビー」として会員制アカデミーを、千葉県と埼玉県で開いている。「今回のワールドカップで少しでも興味をもってくれたのであれば、ぜひ一歩を踏み出してほしい。」と話す。

※写真 左:中島イシレリ選手、右:伊藤邦行

ラグビーの輪は、まだまだ広がっていく。

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